日本の希少淡水魚の現状と系統保存

電子
8,000(税込)
出版社 株式会社緑書房
著者名 編集:長田芳和/細谷和海 監修:日本魚類学会
発売日 2012年8月3日
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日本の希少淡水魚の現状と系統保存の内容
●日本産淡水魚の保護に関する情報・研究を総合的に網羅。 ●日本魚類学会の監修を受け、27人の著者が30の精緻な各論を展開。 ●研究者・研究機関はもちろん、民間そして行政からの具体的提言。 ●口絵をはじめ、各論にも、生態・標本・生息地などの貴重な写真を多数掲載。 <主な内容> 第I章 [希少淡水魚の現状] 45の希少種と分類群について魚種特性と減少要因を詳説。 第II章 [系統保存の技術的展開] 生息地の管理や工法と最新の遺伝資源保存の研究 第III章 [保護活動と行政] 民間と行政における保護活動の実績・考え方・今後の取り組み 第IV章 [系統保存の方向性と課題] 多様性を考慮した保護、減少要因と回復の総合的探求。 付 録 [稀少淡水魚の危急度ランキング][用語解説][事項・魚名索引] 辞典的にも使用可能。 <主要目次> 監修のことば はじめに 第I章 希少淡水魚の現状 1 日本の希少淡水魚 2 イトウ 3 リュウキュウアユ 4 アリアケヒメシラウオ 5 ヒナモロコ 6 ミヤコタナゴ 7 ニッポンノ〈ラタナゴ 8 イタセンノマラ 9 アユモドキ 10 シナイモツゴ 11 ウシモツゴ 12 ネコギギ 13 ノ、リヨ 14 ムサシトミヨ 15 ハゼ類 第II章 系統保存の技術的展開 1 川魚との共存をめざす河川管理 2 魚がすみよい水質管理 3 淡水魚の繁殖場所としての一時的水域 4 水族館における希少淡水魚の保存と今後の課題 5 淡水魚地方個体群の遺伝的特性と系統保存 6 PCR 法を用いた希少魚類の遺伝子増幅法 7 精子凍結による系統保存 8 パイテク技術を用いた希少種の保存と絶滅後の復活 第III章 保護活動と行政 1 市民レベルでの淡水魚保護活動 2 天然記念物指定の希少種とその保護 3 種の保存法と自然保護行政 4 水産庁の希少水生生物保存対策 5 川魚との共存をめざした河川行政 第IV章 系統保存の方向性と課題 1 生物多様性を考慮した淡水魚保護 2 淡水魚の減少要因と回復への道 付録 環境庁版レッドデータブックと水産庁版野生生物基礎資料における希少淡水魚の危急度ランク(汽水魚も含む) 用語解説 事項索引 魚名(和名)索引 本書を英文で引用きれる方へ

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