大泉黒石全集 第7巻 眼を捜して歩く男

電子
2,500(税込)
出版社 株式会社緑書房
発売日 2015年11月1日
ページ数 320 ページ
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大泉黒石全集 第7巻 眼を捜して歩く男の内容
文学史の闇に輝く日本のドストエフスキーが、対話と告白で現代小説の方法を構築し、宇宙の中の生存の謎を追求して彷徨える現代人の心に啾々と訴える幻の名作群!! 純文学や大衆文学という日本文壇の枠を超えた国際人黒石の孤高の冴えが構築した思想と笑いの世界! ・内容 編集 大泉黒石全集刊行会 全9巻妯 第七巻:眼を捜して歩く男――短篇集 黒石は敬愛するゴルキーと共有する荒漠たるロシアの民話と、父が中国の領事であった中国説話への深い関心と、日本の江戸文化が華ひらかせた戯作と……、まさに混血作家の混沌たる豊穣な世界を、類まれな表現力によってひらいて見せる。  本編の“眼を捜して歩く男”は、その混沌から立ち上がってきた名作である。また、本編収録の“侠盗”は、黒石の新戯作体小説の最も完成度の高い作品で、その文章は古今の代表的日本語表現のひとつとして永遠に残されるであろう。 〈本編収録作品〉 眼を捜して歩く男/尼になる尼/顔の喜劇/葡萄酒屋の旦那/女人面/絨氈商人/六神丸奇譚/天女の幻/侠盗

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