窪田空穂と木草

電子
1,430(税込)
出版社 クラフト舎
著者名 柴野 武夫
発行形態 書籍
発売日 2015年2月12日
ページ数 150 ページ
内容に関するお問い合わせ先
窪田空穂と木草の内容
植物を詠んだ短歌130首と美しいカラー植物写生画130点とをコラボレーションさせた珠玉の一冊。「春」「春から夏」「夏」「秋」「秋から冬」と季節ごとに章立てて紹介され、植物観察に役立つ解説も付されています。 わが国を代表する歌人の一人である窪田空穂(くぼたうつぼ)は、長野県の和田村(現:松本市和田)の農家に生まれ、幼い頃から野の草花に親しみ多くの植物の歌を詠み続けました。晩年には『木草(きぐさ)と共に』という歌集も残しており、本書の表題の元ともなっています。 また植物画の作者・柴野武夫は、同じく長野県の温(ゆたか)村(現:安曇野市三郷温)出身。地元周辺の高校で生物科の教鞭を取る傍ら植物写生画をたしなみ、退職後には教養講座の講師を務め、その教材として1000枚もの写生画を描きました。その中から、柴野の教え子でもある共編の小松源一郎(松本市窪田空穂記念館前館長)が130枚を選び抜き、同じく厳選した130首と結び付けて本書をプロデュース。 豊かで奥深い空穂の短歌を鑑賞しつつ、優美でかつ素朴な植物画と融合して織りなす風雅をぜひご堪能ください。

関連する書籍

TOP